新年おめでとうございます。
さてさて松の内のご一興。
元旦に、地元の愛媛新聞に掲載されたクイズです。
皆様には簡単すぎますがお許しあれ!
答は、掲載の必要なし、掲載するのは失礼と存じます。
なお、2021年は、正岡子規の120回忌、松山市子規記念博物館開館40周年の年となります。
(1)日本では1年を春・夏・秋・冬の4つに区切り「四季」と呼んでいます。俳句には季節を示す言葉である「季語」を使用して句を詠みますが、俳句の世界では1年をいくつに区切っているでしょうか。
1 . 8 2 . 4 3 . 5
【ヒント】季語はそれぞれ春・夏・秋・冬に加え、「1年の始まり(新年)」も特別に分けられます。
(2)子規の命日は辞世の句にちなんで何忌と呼ばれていますか。
1.糸瓜 2.西瓜 3.桜
【ヒント】子規は「○○咲て痰のつまりし仏かな」など、いずれも共通した植物をモチーフにした辞世の3句を詠み、明治35(1902)年9月19日に亡くなりました。
(3)正岡子規から「文友」と認められた柳原極堂が、自宅を発行所として創刊した俳誌の名前になっている鳥は?
1.ウグイス 2.ホトトギス 3.カッコウ
【ヒント】5月ごろ、日本に飛来する渡り鳥で、カッコウと同様にほかの鳥の巣に卵を産んでヒナを育ててもらう習性があります。
(4)現在の松野町に生まれ育った芝不器男。
大正14(1925)年秋ごろから、吉岡禅寺洞が創刊した俳誌に投句を始め、注目を集めました。
この俳誌の名前は?
1.天の川 2.惑星 3.銀河
【ヒント】「七夕伝説」の舞台です。銀河系の星の集まりで、白い帯のように見えます。
(5)行乞(ぎょうこつ)をしながら自由律俳句雑誌「層雲」に投句を続けた種田山頭火。彼が亡くなるまでの約10カ月間を過ごした庵の名前は?
1.庚申庵 2.愚陀仏庵 3.一草庵
【ヒント】現在の松山市御幸1丁目にあります。2009年に休憩所などの整備が完了し、庵の外観は自由に見学できます。四字熟語「一木○○」
(6)子規の代表的な俳句といえば「柿くへば鐘が鳴るなり○○○」。このお寺の名前は?
1.東大寺 2.石手寺 3.法隆寺
【ヒント】奈良県にあります。子規は明治28(1895)年、夏目漱石との愚陀仏庵での生活を終え、東京へ帰る途中、この句を詠みました。
(7)四国中央市の郷土資料館「暁雨館(ぎょううかん)」は、元は庄屋山中家の屋敷の呼び名でした。寛政7(1795)年に俳諧の修行で諸国を巡る途中、暁雨館を訪ねた俳人は?
1.小林一茶 2.与謝蕪村 3.松尾芭蕉
【ヒント】有名な句に「目出度さもちう位也おらが春」「痩蛙まけるな○○是に有」があります。
【追伸】
(4)に出てくる「松野町(まつのちょう)」は、愛媛県西南部に位置する自治体です。