5月、東京句会のご案内

5月、東京句会のご案内
日時:5月19日(日)
集合:午後1時
会場:江東区文化センター
住所:〒135-0016 東京都江東区東陽4-11-3
電話:03-3644-8111
*アクセスはこちらをご覧ください→地図
会費:2,000円(学生半額)
*大谷主宰ご出席の句会となります。
*一句座(8句出/5句選)でおこないます。
*投句は持寄と席題を合わせて8句とします。
*以下のような流れを想定しています(目安です)。
席題発表:13時
投句:13時~13時45分
選句:13時45分~15時45分
(休憩15分)
披講と評:16時~17時

4月の東京句会報告(38名参加)
* 一部直しが入っています。
〈席題2句以上、7投句/5句選句〉
「八十八夜」「田鼠化して鶉と為る」「柏餅」
主宰特選
七輪をおこし貝掘る人を待つ    麻衣子
花に酌む角まで赤く染まる鬼    遊歩
蠅生るるまだ清らかな羽を振り   和子
かさぶたの剥がれし痕も花のいろ  千方
川の字に寝るうれしさよ柏餅    隆子
はみ出せる真白き心柏餅      光枝
白魚百のんでたちまちゆく春ぞ   麻衣子
うつる顔崩して蓴摘みにけり    和子
主宰入選
諸国より葉もりうりうと柏餅    光枝
地雷なき田鼠うづらと為る世なれ  千方
春惜しむけふの花殻けふ摘みて   美津子
馬の背と呼ばるる街の牡丹かな   梅子
物忘れたがいに詰り水温む     菊江
牡丹のどこで咲いても見つけられ  ひとみ
空気にも花にも疲れ日本人     凛柚
花つけて山田桜と申すべく     梅子
牡丹に疲れて水のうまさかな    隆子
これからはたらふく食めよ牧開く  靖彦
吾が庭の藤が見頃ぞ疾く集へ    佐幸
しやぼん玉風より軽く吹かれゆく  雅子
悲しみの大地へ種を蒔かんとす   孝予
古志といふ大きな巣より巣立鳥   順子
年取れば急くことは無し桜貝    伸子
みちのくはいまも阿弖流為柏餅   秀子
蛍烏賊あはれ目の芯残りたる    和華子
鶉鳴く田鼠の闇をなつかしみ    遊歩
看板の諸子を下ろしたけのこと   京子
八十八夜茶摘が父母の出会ひとか  美沙子
滴りや鳥と獣が古陵守       千方
一声で浪速の春へ狂言師      遊歩

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