10月 深川句会のご案内
日 時:10月24日(水)午後1時
会 場:森下文化センター
江東区森下3-12-17
TEL 03-5600-8666
会 費:2,000円
第1句座:雑詠5句出5句選
第2句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
9月深川句会のご報告
*9月26日、26名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。
(第1句座、雑詠5句出5句選)
◎へうたんを枕に月を見るとせん 幸三
◎日の本は水を誉まれの曼珠沙華 秀子
◎身ぬちまで丸くまあるく良夜かな 和華子
◎猿どもも憂きことあらんましら酒 俊一
◎老の背は故山に似たり鳥渡る 隆子
◎この羽で山までゆけるかげろふよ 間宮伸子
◎目覚むれば我がをりけり秋昼寝 和子
鰯雲列車はけふもひた走る 順子
蟷螂の無垢な憤りと対ひあふ 幸三
この風に故山の零余子落ちるらん 靖彦
かき分けて煙の中へさんま市 逸郎
われが摘みきみがかがりし菊枕 靖彦
しんとして読経と鋏松手入 宣行
故郷の桃の香にねむたき心地 いづみ
青きときたちまちに過ぎ榠樝の実 秀子
身にしみて築地の猫の行き処 秀子
薦の身の吾にもひとつ赤い羽根 伊豆山
銀色の声やもしれず蚯蚓鳴く いづみ
霧すうて霧の世界へ迷ひ入る 和子
(第2句座、席題「濁り酒、馬追、無患子」、3句出3句選)
◎すいと来よわが灯の消えぬうち 隆子
◎すいつちよの崖這ひ上る声ならん 遊歩
馬追のひとつ声髙放生会 伊豆山
無患子を手ぐさや伊賀の峠越え 隆子
濁り酒鬼も天狗も一つ輪に 佳余子
無患子降る新婚の日の深大寺 四郎
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