6月 深川句会のご案内

6月 深川句会のご案内
 
日  時:6月27日(水)午後1時
会  場:森下文化センター
     江東区森下3-12-17
     TEL 03-5600-8666
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
5月深川句会のご報告
*5月23日、23名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。

(第一句座、雑詠5句出5句選)
◎ひき出しを心に足して更衣     寛子
◎もう誰も使はぬ山荘夏わらび    佐幸
◎蟇まばたくほどに梅雨深む     佳余子
◎田植機の水田へ傾ぎ震へ入る    遊歩
◎子燕のいのちの口が開くわ開くわ  幸三
 桑の実のとびきり甘きこの一樹   秀子
 納棺や新樹の雨のひとしきり    佐幸
 五人の子育てし乳房麦の秋     秀子
 受継ぎて背負ふリュックや青嵐   宣行
 田を植ゑし仏とならび昼の飯    幸三
 星雲を負ひてどこまでかたつむり  桃瑪
 田植唄かくも朗々色好み      靖彦
 若狭より鯖の届きぬ更衣      間宮伸子
 しやぼん玉はじけて空のひろがりぬ 邦紀
 朝の日に摘んで薔薇水作らんと   秀子
 新茶汲む仏とわれにくみわけて   順子
 羽衣と見まがふ衣を脱ぐ蛇よ    靖彦
 譲位待つ陛下の松や緑立つ     和子
 新茶汲みわが太陽呑喜ばす     幸三
 月のめぐる星に住みつき更衣    怜
 人入れて大緑蔭のはるかなり    梅子
 遠足の列大仏の胎内へ       和子

(第二句座 席題「草笛、山開、蝮」、3句出3句選)
◎手力男の木槌一振山開き      和子
◎三原山海をのぞみて山開き     順子
◎麓よりつき来し蠅か山開      佐幸
 草笛のきみに続かんハーモニカ   靖彦
 空き腹を一時しのぎの草の笛    ひろし
 うつかりと起こしてしまひ蝮の子  怜
 喜寿にして十の薬と蝮酒      ひろし
 蝮狩焼酎一瓶抱へ行く       伊豆山
 背負はれきし禰宜おもむろに山開  佐幸
 居酒屋にどか靴並ぶ山開き     いづみ

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