4月 深川句会は中止

4月の深川句会は中止になりました。

3月深川句会のご報告
*3月28日、25名
*一部直しが入っています。
*◎が特選句、他は入選句です。

(第一句座、雑詠5句出5句選)
◎病む君を置いてはゆけず春の鴨  靖彦
◎免許返上電車で春の海を見に   逸郎
◎しろがねの鱵にすいと錐の口   ひろし
菜の花や蝶となりゆく帽子の子  宣行
花会式俳句の鬼が先頭に     佐幸
間際まで指折り花の句を詠まれ  遊歩
つぶらなる瞳のかたちものの種  宣行
母の忌やまづは供へん土筆和   佐幸
天上の笛授かりし雲雀かな    幸三
大き根が石を割りたる桜かな   ひろし
震災の年に生まれて入学す    和子
卒業の袴の朋のチマチョゴリ   遊歩
耕運機乗つてゆたかにわつはつは 明法
菜の花や泪の茶杓細く細く    佳余子
亀鳴くや千人風呂のもやの中   伴子
菜の花や次々空へ熱気球     靖彦
丸太積む材木工場入社式     逸郎
花廿日あとの一年桜守      伊豆山

(第二句座 席題「みつば、蛙、柳」、3句出3句選)
◎初蛙この世に池のある限り    和子
◎寝過ごして終着駅や遠蛙     明法
◎尾を持ちておとな顔なる蛙かな  和子
使ひきる三つ葉の根からまた三つ葉 佳余子
一斉に蛙になるか蝌蚪の数    伊豆山
守一の蛙真つ青目に青雲     佳余子
うしろ脚使ひはじめや初蛙    逸郎
未熟なる我は尾のある蛙かな   和子
つぎつぎとすがたを変へていま蛙 逸郎
空落つるやうな蛙の目借時    間宮伸子

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です