2月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

2月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

★日時:
2018年2月24日(土) 午前10:00

★集合場所:
六義園正門前 以下の駅からいずれも徒歩10分
JR山手線 「駒込駅」(南口)、東京メトロ南北線「駒込駅」(2番出口)、都営地下鉄三田線「千石駅」
*早めに着いた方、集合に遅れる方は、各自吟行をすませて句会場にお入りください。

★吟行地:
六義園(入園料300円 65歳以上150円)
〒113-0021東京都文京区本駒込6-16-3
電話 03-3941-2222

★句会場:
園内「心泉亭」 12:30〜16:00
*園内は飲物の自動販売機、軽食しかありませんので、昼食持参をおすすめします。句会場内は飲食可です。

★出句は10句。13:30〆切とします。

☆国指定特別名勝「六義園」は江戸時代の代表的な大名庭園。五代将軍・綱吉の側用人から15万石の大名に出世した柳沢吉保が下屋敷に7年の歳月をかけ、自ら設計、指揮し、完成させました。回遊式築山泉水庭園には、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として優美に配され、吉保の文学的造詣の深さを反映しています。梅、椿、山茱萸が見ごろです。講談や歌舞伎となり江戸庶民に流布した「柳沢騒動」の舞台ともなりました。 

✿どうぞお出かけください [係:大平・神谷・大場]
 
 
1月の句会報告
王子稲荷と名主の滝を吟行しました。参加者は15名。

竜の玉まだまだ尽きぬうたごころ 靖彦
東京の底を打つたる寒さかな   光枝
寒晴や火防の凧を揚げてみん   佳余子
裸木となつていよいよ自在なり  梅子
春はまだ遠く卵焼きは甘く    美津子
雪なんの戦火に耐へし大銀杏   菊江
狐火を追ひてどこまでゆかれしか 和子
一輪の梅に心を開かるる     明子
鶯餅王子の春を告げるべく    ひろし
冬萌や持ちあげてみん力石    道子
冬滝の飛沫たちまち竜の玉    宣行
撫でゐれば幹の温みや冬木の芽  伊豆山
薄氷をすべつて遊ぶ小鳥かな   順子
凍道をペンギン歩きして苦吟   佐幸
高稲荷より寒風の新幹線     あつ子

席題  (春・寒泳・菜飯) 高得点より

産声の山越すきほひ村は春    佐幸
対岸の春つれてくる渡舟かな   明子
寒泳や朝日に染まる神の島    光枝

One Comment

  1. 高島 said:

    体育史学の立場から力石を研究する者です。
    2018年1月句会にて「冬萌や持ちあげてみん力石・道子」を拝見しました。
    この作品の拙著への掲載許可をいただきたいのですが、道子様に連絡をとっていただけるか、道子様の連絡先を御教示いただけるようお願いいたします。
    小生につきましてはURLに詳しく記載しております。
    よろしく御配慮下さい。

    2019年6月25日
    Reply

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