1月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告
★日時:
2018年1月27日(土) 午前10:00
★集合場所:
JR「王子駅」北口改札口
王子は、京浜東北線、東京メトロ・南北線と、都電・荒川線も通っています。
★吟行地:
王子稲荷神社と名主の滝
★句会場:
北とぴあ 第2和室「かわせみ」13:00~17:00
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1 電話: 03-5390-1101
JR王子駅北口より徒歩2分 17階建てのひときわ高いビルです。
☆王子稲荷神社は、平安中期に創建されたと伝わる古社。稲荷社のうちでも関東惣社と呼ばれるほどの格式を有する。江戸時代には将軍家の祈願所となり、五穀豊穣、商売繁盛、厄除けを祈願する江戸庶民から親しまれ、信仰を集めた。社殿は、家斉の建造。毎年2月の午の日には、凧市が立つ。名主の滝公園は、もとは王子の名主、畑野孫八が、安政年間に造営した回遊式庭園。ヤマモミジやカエデなど樹木が生い茂る園内には、男滝をはじめ4つの滝がほとばしり、せせらぎをあつめて小川が流れている。そろそろ春の息吹が感じられるころ、待春の季語を探して詠んでみては如何ですか。
☆王子周辺には他にも、音無親水公園、王子神社、飛鳥山公園などがあります。
★出句は10句。13:30〆切とします。
★どうぞお出かけください [係:大場・大平・神谷]
12月の句会報告
年の瀬の浅草寺を吟行しました。参加者は、16名。
嚏して寺の雀ら散らしけり 佐幸
絶叫マシーン心の煤を払ひけり 梅子
門松や男結びを締めあげて 順子
合掌の女動かず年の暮 靖彦
小春日にうきうきと杖忘れけり 和子
大屋根を転がる太陽冬至かな 宣行
浅草の街をぐるりとしめ飾 佳余子
花街の膳に冬至の小豆粥 伊豆山
親といふ気がかりなもの暖炉燃ゆ おほずひろし
五六枚懐炉を貼つて年の市 洋
大川をのらりくらりと年神は 千方
門松の根締めの縄の蝶結び 昌子
煤顔のふくろふの名はおこげちやん 侑子
亡き母の家苞とせん切山椒 片山ひろし
思ひ届けよ天馬の翼はシクラメン 博
かつら屋におかめひよつとこ冷たき面 あつ子
席題 (飾海老・楪・河豚) 高得点より
楪やまことめでたき譲位なり 佳余子
飾海老七つの海の春を呼ぶ 宣行
ゆづり葉や旧師新師のよき結社 洋
ゆづり葉や浅草歌舞伎今年また 梅子
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