4月 深川句会のご案内

日  時:4月26日(水)午後1時
会  場:芭蕉記念館分館
     本館ではありません。
     お間違いのないようご注意ください。
会  費:2,000円
第一句座:雑詠5句出5句選
第二句座:席題3句出3句選
*大谷主宰ご出席の句会です。
 
3月深川句会ご報告
*3月22日、芭蕉記念館分館
*席題「挿木、桜蝦、蛇穴を出づ」
*一部直しが入っています。
*◎が特選です。

◎かがやける一塊のつち初蛙    隆子
◎白鳥帰る北へ北へと声を継ぎ   間宮伸子
◎東京てふ光の地へと入学す    宣行
◎老人に愛するちからチューリップ 怜
◎鶴翼の春を抱きて土俵入り    東久
◎春潮の満ちるがごとく嫁決まる  靖彦
◎生きること怠け見てゐる春の雲  宣行
◎あぢさゐの挿木ばかりが太りけり 弘美
◎花浴びの蛇となりたり穴出でて  佳余子
 桜菓子つくる菓子舗も桜守    遊歩
 らんぼうな嘴のつつける椿かな  靖彦
 福島を離るる日なり卒業歌    ひろし
 保津峡へ松葉散らして剪定す   佳余子
 鮨押すや花菜の苔こぼしつつ   秀子
 大ぶりの鰆手に入れ半歌仙    弘美
 立たされし廊下磨いて卒業す   ひろし
 初燕夜明けのひかり運びくる   和子
 積み上げて剪定の枝あをぐさき  梅子
 大津波くひ止めし丘草青む    逸郎
 子規かこむ野球談議や桜餅    遊歩
 俳諧に卒業あらず花大根     幸三
 君が家の君の形見を挿木せん   和子
 津波跡森になれよと挿木する   逸郎
 桜えび干せば真つ赤ぞ富士の下  梅子
 三陸に桜帰れよ挿木せん     伊豆山
 挿木されいのち懈怠の許されず  秀子
 海底は惨禍のままに若布刈舟   伊豆山

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です