10月、東京・神奈川吟行句会のご案内&句会報告

小田原吟行

大谷主宰ご出席の句会です。奮ってご参加下さい。

今、小田原が熱い! 小田原城の天守閣の大改修が終わり、今年の5月1日に新装公開されました。展示の目玉は、伊豆韮山城主だった北条氏規(4代氏政の弟)の鎧と、風流人とされる北条幻庵(早雲の3男)につながる尺八等である。秀吉の小田原攻めで氏規は善戦して敗れ、降伏後に5代氏直と共に高野山に追放される。その後、氏規の子が現大阪府の狭山藩主となった。資料館も充実して見ごたえがあります。
小田原は明治になってから「避暑、保養」といった西洋の生活様式が入るようになってから、皇族の方々、政治家、文人墨客の別荘で賑わった。清閑亭は、元福岡藩主黒田長成侯爵の別邸だったところです。城の三の丸土塁の一角を占め、小田原の町や相模灘を一望できます。二宮尊徳神社もすぐ側にあります。

★日時:
2016年10月22日(土) 午前10:00集合

★集合場所:
JR 小田原駅 東口改札口         
東京から新幹線で小田原まで35分、JR東海道本線で1時間25分
新宿からJR湘南新宿ラインで1時間30分、特快速で1時間10分
新宿から小田急ロマンスカーで1時間20分、小田急線急行で1時間35分
※集合に遅れる方は、吟行を済ませて句会場にお入りください。       

★吟行地:
小田原城周辺と清閑亭(天守閣への入館料 500円、清閑亭は無料)

★句会場:
小田原市民交流センター(UMECO) 会議室7 13:00~18:00
〒250-0011 小田原市栄町1丁目1番27号 ☎0465-24-6611
※昼食をすませて句会場にお入りください。
UMECOの中にレストランがあります。         

★出句は7句、13:30〆切とします。時間に余裕がありましたら、席題もいたします。
★句会費は、2000円です。
 
9月の句会報告
今にも雨になりそうな目黒自然教育園を吟行。参加者は、19名。
 
秋声とは露のころがる音ならん     葛西美津子
神々の遊びし跡か大花野        熊谷佐幸
ひと泳ぎして蛇穴に入りにけり     大場梅子
泣きさうな空を押し上げ曼珠沙華    園田靖彦
ゆれゆれて吊船草の船出かな      大平佳余子
しづかなる貌や蟷螂蝶を食む      神谷宣行
定食の目黒の秋刀魚昼餉とす      片山ひろし
青空を恋しこひしとつくつくし     那珂侑子
秋蝶の花から花へ雨あがる       軍地四朗
旅立ちの橋の袂の薄かな        山田 洋
色変へぬ松に今昔物語         菅谷和子
鳥の声虫の音ありて苑しづか      加藤あつ子
武蔵野をここに紫式部の実       金澤道子
吾亦紅一人二人と帰りけり       田中益美
曼珠沙華昔の恋は封印す        鈴木伊豆山
秋草やみな実をつけて倒れ伏し     吉田順子
生き様をさらしてここに彼岸花     呑 空
ゆれながら音を奏でる吾亦紅      持田明子
釣舟草大きく揺らし虫翔てり      三田菊江
 

◆ どうぞお出かけください【大場・大平・神谷】

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