日時:4月12日(土)
集合:午後1時
会場:青山こどもの城
会費:2,000円(学生半額)
第一句座:当季雑詠5句出句5句選
第二句座:席題3句出句3句選
* 大谷主宰ご出席の句会となります。
3月の東京句会報告
* 一部直しが入っています。
* ◎が特選です。
◎この浦の鯛も雀も吊し雛 神戸秀子
◎また一つ何か弾けし春炉かな 飛岡光枝
◎三月の雲よ龍太の山々よ 上村幸三
◎佐保姫の歌より生れし桜貝 上村幸三
これが母校か仮設のままに卆業す 鈴木伊豆山
深吉野の雪は消えたか桜餅 神谷宣行
啄木の寝ころびし草青むころ 佐川あけみ
かたはらに實句集や初音待つ 大場梅子
風光る立ち居りりしき中学生 小宮節子
楽しみの一つは朝寝船の旅 片山ひろし
城下町雛の謂をそれぞれに 持田明子
春風や古志の人みな愛妻家 間宮伸子
ふるさとの蜆大ぶり蜆汁 軍地四郎
算数は式がたいせつ麦青む 神戸秀子
のどけしや読みて居眠り覚めて読み 辻奈央子
芝青む八十婆のカズ贔屓 わたなべかよ
◎いきいきと雲を呼ぶなり初蛙 上村幸三
◎まだ眠き啓蟄の蟻掃き寄する 吉田順子
◎手をついて一句参らす蛙かな 神谷宣行
須佐之男の社守りて大蛙 飛岡光枝
山路きて脚ぱんぱんや夕蛙 葛西美津子
蛙鳴くたんぼの先かけふの宿 葛西美津子
遠目にも紫烟りライラック 加藤あつ子
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