京都句会1月の案内

1月,京都句会のご案内

 

日時:1月20日(日)午後1時~午後5時

場所:子供みらい館(http://www.kodomomirai.or.jp/

第1句座:当季雑詠7句出句,5句選

第2句座:席題3句出句,3句選

 

12月例会(16日)の報告

 

主宰をお迎えし,大山崎の妙喜庵,山荘美術館を吟行し,宝積寺(宝寺)で句会を行いました。妙喜庵には,利休作の茶室待庵(国宝)があり,美術館では,モネの絵やバーナードリーチ・河井寛次郎の陶芸作品を鑑賞しました。遠方から編集長の奈央子さん,麻衣子さん,美智子さん,恵美子さんにもお越し頂き,22名の充実した句会となりました。

千両やひとりの客に茶をたつる      洋子

山茶花に昨夜(きぞ)のしめりや妙喜庵  美栄子

大正のステンドグラス冬深し      美智子

我を通すことの麗し冬紅葉       奈央子

合掌の形で耐ふる冬芽かな        初恵

三川の交はるさまを枯木越し       京子

綿虫ののぼりつ降りつ宝積寺       次男

うら若き編集長や実千両        みつこ

てつぺんに榠樝が一つ天王山      恵美子

相寄りて淀川となる冬景色         汀

冬菜洗ふ天王山のふところに       華子

葛城も吉野の山も深眠り        麻衣子

山茶花や待つがひと世といふ庵     勝之進

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