古志会員による一句鑑賞

どんな木を見てきたか定かではないが、目的が大木だけに限定されているところをみると、尋常な大きさの木ではないようだ。あっけにとられて、家にもどってもなかなか感動が去らないのだろう。鬱蒼と茂った夏の山を、その一木が統べるかのようである。(北側松太)
出典:『半化坊発句集』

§2377 · 7月 16, 2011 · 今日の一句(2011年) · · [Print]

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